仕事に行きたくないなぁ…
誰もが一度は、こんな風に思ったことがあると思います。
その理由は、休み明けで身体が仕事モードになっていなかったり、仕事内容自体に興味がなかったりと様々ですが、人間関係が辛くて…という方も多いかもしれません。
ここでは、人間関係が原因で仕事に行きたくないという方のために、誰でもできる人間関係の改善術をご紹介します。
これを実践することで、少しでも心が軽くなれば、幸いです。
仕事に行きたくない。
仕事と思うと、気分が沈む。
このような仕事に関する悩みの原因のほとんどは、人間関係だと言われています。
コロコロ意見が変わる上司、陰口ばかりの同僚、意思疎通がうまくいかない先輩に、心を開いてくれない後輩。
仕事をする上で、人間関係はとても大切。
そう分かっていても、なかなか良い関係を築くことができずに悩んでいる方が大勢いらっしゃいます。
こちらが良い関係を築こうと思って歩み寄っても避けられる場合もありますし、もしかすると「あの人は苦手だな」と自分から壁を作っている場合もあるかもしれませんね。
あくまでも仕事上の関係だから、と割りきるのも一つの手ではあります。
でも、仕事で関わる人だからこそ、円滑なコミュニケーションが必要です。
ギクシャクしていては業務に差し障りが出てきてさらに悩む…という悪循環に陥ってしまうでしょう。
プライベートなことまで、何でも話せる仲良しこよしになる必要はなくとも、大人な対応をしたいものですよね。
でも、それが上手くいかないのが現状…。
ここでは、具体的な体験談をもとに、人間関係がうまくいかない理由を探り、対処方法を考えていきたいと思います。
さっそく、体験談から理由を見つけてみましょう
人間関係というのは複雑ですから、色んな悩みがあると思います。
ただ、挙げだすとキリがないので、
後輩(部下)との悩み
同僚との悩み
先輩(上司)との悩み
職場全体に対する悩み
の4パターンを抜粋してみました。
Tさんの場合
「入社から1か月が経つのに、なかなか心を開いてくれない部下のBくん。
自分から仕事を学ぼうという姿勢も感じられず、返事も気のないものばかり。
どうしようかと同僚に相談したら、なんとBくんその同僚にはハキハキと返事をするみたいなんです。
こんなに優しくしているのに、どうして私にだけやる気を見せないの?
そう思うとなんだか仕事を教えるのも憂鬱になります。
かと言って、放っておいたら自分の仕事にも影響が出るし…どうしたらいいんでしょう。」
これは、ショックですよね。
Bくんが誰に対しても生返事でやる気がないように見えるのであれば、Tさんも同僚と相談をして教育ができたかもしれません。
でも、どうやらBくんはTさんにだけ、そんな素振りをしている様子。
なんで私にだけ?と思ってしまいますし、仕事にも身が入りませんよね。
この場合、BくんはTさんに対して壁を作っていると考えられます。
非常に根本的なところではありますが、その壁の原因を知ることが大切。
具体的には、Bくんはどんな性格をしていて、他人のどんな行動が嫌なのか、あるいは好きなのか。
TさんはBくんにどんな風に接しているのか。
それが分かると、壁が壊せます。
もしかしたらBくんは、直属の上司に身構えているだけかもしれませんし、Tさんが自身で気づかないところで、Bくんを傷つけてしまったのかもしれません。
それをはっきりさせられれば、問題は解決!ですね。
Fさんの場合
「同僚のAさんは、部署のみんなから愛される人気者。…ということになっていますが実情はそうではありません。
すぐ私に仕事を押し付けてくるし、ミスだって私のせいにします。
でも、外面がいいから…ばれないんですよね。
Aさんにもイライラするけど、それに気づいていない周りや上司にはもっとイライラする。
なんで私だけこんなにしんどい思いをしなきゃいけないの?」
いますよねぇ、こういう人。
なぜか周りからの評価は良いんです。
でも、「その手柄全部本当は私がやったの!!」と叫びたいですよね。
この場合、まずはAさんがどんな考えなのかを知る必要があります。
ただ単に、Fさんを利用しているのか。
それとも、悪気はないけれどFさんを頼りにしていて、度が過ぎているのか。
それが分かれば注意の仕方も変わります。
また、その注意の方法も、Aさんの打たれ弱さの度合いやどんなふうに話をすれば他人に聞く耳を持つのかが分かればスムーズにできますね。
もしかすると、先輩や上司からガツンと言われれば案外一発でなおるかもしれません。
まずは、Aさんの真意を知ること。
それが解決への第一歩のようです。
Eさんの場合
「日によって態度がコロコロ変わる上司のOさん。
接し方が優しいなと思う日もあれば鬼のように厳しい日もあって、テンションの浮き沈みが激しいんです。
それに伴って仕事の指示の丁寧さも変わります。
ちゃんと指示してくれたら完璧にできる仕事も、日によって雑な指示になると私の仕事の質も悪くなってしまう。
気分屋なのもすごく困るけど、私が仕事できないみたいな言い方をされると悔しいし、そんな毎日だから仕事自体が嫌になってきました。」
とっても困りますよね、こんな上司。
そしてまた、このような悩みがすごく多いんです。
気分屋で、自由奔放。
なんでこの人に役職がついているんだろうと疑問に思うこともしばしば。
でも、上司なので付き合うしかありません。
自分の仕事への評価が落ちるのは心外ですから、うまく掌で転がしましょう。
そのためには、上司の性格や好き嫌いを知っておく必要があります。
どんな後輩・部下だったらその上司は気分よく仕事ができるのか。
頼られるのが好きなのか、自分でぎりぎりまで頑張る後輩・部下を好むのか。
また、どんな日に気分が良くてどんな時に不機嫌になるのか。
これらが分かれば、こちらも打つ手が見つかります。
相手を変えようと意気込むよりも、自分に無理のないように相手に合わせた接し方をすること。
それが、スムーズに解決する秘訣です。
Gさんの場合
「なんか、職場で浮いている気がするんです。
みんな仲は良い職場だとは思うんですけど、自分が話しかけた時はよそよそしいというか。
もしかしたら陰口でも叩かれているんじゃないかと思うくらい。
どうしてか、うまくコミュニケーションが取れない。
今までこんなことなかったのに…私、なにか嫌われることでもしたんでしょうか。」
辛いですね…疎外感を感じながら仕事をするのは、心が疲れてしまいます。
どうしてこうなったのか、何がだめなのか。
それが分からないと、どうにもできないですよね…
でも。
客観的に考えられると、案外原因は見つかるものなんですよ。
いまの自分のポジションはどこにあるのか、自分は何をもって疎外感を感じているのか。
まわりはどんな人たちで、どんな雰囲気の職場なのか。
自分はそこに違和感を覚えていないか…
それらが分かると、まわりの人たちとの関わり方が見えてくるものです。
4名の体験談とその原因を、探ってみました。
いずれも、仕事をする上では非常にフラストレーションがたまるエピソードですよね。
でも、それぞれに原因があることが分かりました。
そして、実はこの4エピソードを含むすべての悩みに共通する、解決方法があるのです。
それは何か。
ご紹介しましょう。
先ほどのエピソードを含む、「仕事に関する人間関係の悩み」全てに共通して言える解決方法。
それは、
自分の本質を知ること
相手の本質を知ること
の2つです。
本質とは、持って生まれた性格や好き嫌い、得手不得手のことを言います。
会社にいると、仕事をする関係で自分の素は出せないことが多いですよね。
部長になればそれなりの威厳を出そうと思いますし、新人の頃は猫をかぶることもあるでしょう。
本当は一人でいるのが好きだけど、社交的と思われた方が人事評価も上がりそうだからそう演じているという方もいらっしゃるかもしれません。
そういった、仕事をしている上で見えている性格や好き嫌い、得手不得手ではなく、ありのままのもの、それが本質です。
その本質が分かれば、人間関係はすごく楽になります。
人間というのは
「自分を理解して受け容れてくれた人を、自分も同じように理解して受け容れようとする」
生き物です。
どうしてあの人はああなの?
なんで自分を分かってくれないの?
そう思うことも多々あるかと思います。
しかし、まずは自分が、相手を理解して受け容れること。
それこそが人間関係を築くうえで、最もはやくて確実な方法なのです。
自分と相手の本質が分かれば、
「自分はこれが良いことだと思っていたけど相手は違った」
「何故こんなこともできないの?って思っていたけど相手にとってはすごく大変なことだった」
「自分ができなかったあの作業、実はこの人が得意なんだ!」
「なんでも一人でやらなきゃって思ってたけど、あの先輩は頼られるのが好きなんだな」
といったように、思い込みやギャップが見えてきます。
それを埋めることができれば、お互いに感じていた様々なズレがなくなっていきます。
すると、コミュニケーションも円滑にとれるようになるんですね。
でも、どうやったら本質を知ることができるのでしょうか。
自分の「持って生まれた性格や好き嫌い、得手不得手」を理解するのも難しそうなのに、ましてや一度苦手・嫌いと思った人のそれを知るなんて。
無謀だ!
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、あるんです、その方法。
ご紹介させていただきましょう。
簡単に、自分や相手の本質を知る方法。
「やまと式かずたま術」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「やまと式かずたま術」とは、その人のフルネームと生年月日から本質的な性格を割り出し、それに合った生き方や人との関わり方を考えるコミュニケーションツールです。
必要なのは、名前と生年月日のみ。
簡単に、一人ひとりの本質を知ることができます。
これなら、自分のことはもちろん、どんな相手のこともすぐに分かりますね。
kazutama communication では「やまと式かずたま術」を用いたセミナーを開催しています。
セミナーでは、「やまと式かずたま術」の考え方について、より詳しくお話しています。
写真のように和気あいあいとした雰囲気ですので、気軽にご参加いただけます。
「やまと式かずたま術」を知ってから、
「人間関係が辛くて、仕事を辞めようかとも思ったけどこの考え方を知って克服できた」
「家族がいるから簡単には仕事をやめられない、でも辛い。そんな状況から抜け出せた」
「仕事関係だけでなく、ご近所やママ友との付き合いにも応用している!」
という方もいらっしゃいますよ。
まずは、気軽に遊びにいらしてください。
きっと、心がすっと軽くなって仕事にも良い影響が出てくることでしょう。