結婚相手の探し方は意外とシンプル！
最高のパートナーに出逢う方法

よく、「恋愛と結婚は違う」という言葉を耳にしませんか。
この言葉には、賛否両論あるでしょう。

否定的に捉えると、「結婚は生活がかかっているんだから妥協しなさい」という風に聞こえるかもしれません。

でも、「結婚はふたりで生きていくんだから、何かあったときに共倒れしない基盤を作れる人を選びなさい」と捉えると、どうでしょう。
すんなりと納得できませんか。

「恋愛と結婚は違う」という言葉も、あながち間違いではなさそうです。

では、「共倒れしない」基盤とは何でしょうか。

雑誌の特集や既婚者の話に出てくる、結婚生活の実体験から考えてみましょう。
いくつかご紹介すると…

 結婚してから気づいた、金銭感覚の違い。
相手が全然将来のことを考えず浪費してて、心配。
 仕事ができてしっかりしている(と思っていた)彼。
でも、実際は義母の言いなりになる、とんでもないマザコン男だった。
 彼のことは大好きだし、向こうも私を愛してくれている。でも…こうも転職を繰り返されては将来が不安。
 安定した大企業に勤める、高収入の彼。顔もタイプだし、結婚するならこんな人って思ってたけどやっぱり好きじゃない。
嫌いじゃないけど、一生この人だけって思うと…はっきり言って憂鬱。
 家事も得意で、家柄も良く容姿端麗な妻。周りからはうらやましがられるけど、もともと妥協したってこともあって、最近愛情が冷めてきた。

なるほど。
これらを見ると幸せな結婚生活を送るには
 現実的な条件(収入や職業、家柄など)
 好きだと思う気持ち
の両方が揃った相手でないといけないようです。

ただ、ここで注意したいのが「現実的な条件」について。
相手の職業や収入は変わる恐れがあります。

リストラや大幅給与カット、病気やケガによる経済的負担など…
それも乗り越えられる気持ち・絆があってこその結婚生活なんです。
やっぱり、恋愛と同じく「好き」という気持ちが絶対に必要ですよね。

では、「好き」という気持ちさえあれば幸せな結婚生活が送れるのでしょうか。

さきほどの結婚生活の実体験から考えると…
好きな気持ちだけでは厳しそうですよね。

ここまでのお話をまとめると、
結婚生活・人生に対する考え方やビジョン
をお互いに理解して尊重することが大切だということが分かります。

恋愛は、あくまで別々の人生を送りながら寄り添うもの。
結婚は、同じ人生を共に歩んでいくこと。

だからこそ結婚には、
好きな気持ちだけでなく、もっと深いお互いへの理解が必要
なのではないでしょうか。

冒頭で少し婚活について触れましたが、ただがむしゃらに頑張るだけだと、「婚活疲れ」を起こしてしまう可能性があります。

これは、

①まずは婚活パーティーに出かけて初対面の人とコミュニケーションを取ったり、マッチングアプリで良さそうな人を探したりしてコンタクトを取る
②「この人と結婚したら…」と考えてあらゆることを想定する
③アプローチをかける
④お互いに若干の取引をしつつ距離を縮める
⑤ようやくお付き合いスタート

という工程を、対象者全員にしているからなんです。

婚活をするからには、結果を出したいし(お金を払っている場合もありますよね)、いい人を逃がしたくない。
そんな心理ではじめは頑張れるですが、だんだんと気持ちが疲れてしまうんです。

なかなか上手く行かないと自分が否定された気になることもあり、結婚自体にマイナスな感情が出てきてしまうことも。
そうなると、本末転倒ですよね。

でも、あらかじめ自分が幸せになれる相手の条件が分かっていて、なんとなくでも心構えができていれば、いざ結婚相手となりうる人に出逢ったときにビビビ！と分かるのです。

異性全員に対して気を張る必要がないので、疲れませんね。

これらを知ったうえで婚活に臨むと、効果も上がるでしょう。

沢山の方と会いつつも、全員に全力投球せずにビビビ！と来た人にだけ、気持ちを入れれば良いのです。

自分の本質を知ること。
ここでいう本質とは、自分が持って生まれた性格や特徴、得手不得手のことを指します。

負けん気が強い、喧嘩っ早い、おだやか、優柔不断…
人の性格というのは様々ですよね。

ひとつだけでなく、強気だけど繊細な心を持っている、というように色んな面を持っている方も多いでしょう。

そして、その性格は置かれた環境によって変化したり、まわりから求められるように見せていたりするもの。

ですが、それらに影響されていない本質を知ることで
 本当の自分はどんな人間なのか。
 どんなことを好み、どんなことを嫌うのか。
 どのような人生観を持っているのか。
が分かるようになります。

そうすれば、自分はどんな人といるときに幸せだと思うのか。
どんな結婚生活を思い描いているのか。
を具体的にイメージすることができますね。

まずは自分のことを正しく理解すること。
そこから、始まるのです。

続いては、自分の人生の設計図を知ること。
つまり、自分はどんな人生を送るのが合っているのかを知ることです。

 自分の本質に背いた、無理のある生き方をしていないか。
 自分に嘘をついていないか。
を確かめるのです。

すると、自分の能力を最大限に発揮できる仕事や楽に生きられる他人との関わり方、自分にとっての結婚適齢期などが分かるようになります。

世間一般的にいう結婚適齢期が自分に合っているかといえば、そうとは限りません。
自分に合った、時期を知ることが大切です。

自分が幸せになれる相手の条件が分かれば、結婚相手となりうる人に出逢ったときに「ビビビ！」と分かるようになります。

ここからは出逢ってからの話になるのですが、「あ、この人かも」と思ったら相手の本質を知ることをお勧めします。

自分の本質を知るのと同じように、相手のことも理解するのです。
どんな人生観を持っていて、どんな生き方が合っているのか。
性格や得手不得手は、今の印象と変わらないかどうか。

これから一生を連れ添うかもしれない相手なのですから、安心したいですよね。
「こんな人だとは思わなかった」という後悔をしないために、理解を深めるのです。

自分を知って、相手を知る。
自己理解と相互理解を深めることができたら、これから先幸せな時も大変な時も、一緒に乗り越えていく覚悟と信頼が生まれてくるのではないでしょうか。